帯広時間旅行 ⑭
今回は、昭和30年代の西3条朝市です。売る人とお客さんの楽しい会話が聞こえてきそうですね。
昭和30年代 西3条朝市
十勝は日本屈指の食料王国。
十勝の各地から、中心地帯広に行商が集まり、にぎやかに朝市が行われています。
品物が入った大きなかごからお客さんは品物を買っているようです。
リヤカーや三輪自動車もあり、活気に満ちているようです。
その頃の日本
高度経済成長期の働き手として、地方から東京などの大都市にまだ、中卒者たちが「金の卵」と称され、集団就職しました。
昭和29年から昭和52年まで続きました。
昭和39年の井沢八郎さんが歌った「ああ上野駅」は集団就職で東京に来た若者の心情を現しています。
東京の上野駅は東北や北海道からの列車の終着駅です。
帯広からも就職列車にゆられて、集団就職された方、おられるかもしれませんね。
次回は 川西 大正 帯広合併パレードです。
ぜひお楽しみください。